伊賀の徒然草

伊賀名張の山中に閑居して病を養う隠者の戯言です。

2020年2月のブログ記事

  • 朋友别哭(友よ哭くなかれ)

      【 一扇窗遠望 2018.12ⓒinayan id:inayan777 】  難病と闘う朋友に贈る楽曲です。  この《朋友别哭》は、江蘇省南京市出身の歌手 呂方(1964年1月19日-)が1995年5月に発表したアルバム《愛一回 傷一回》の中に収録している楽曲です。  作詞は台灣の著名な音楽家... 続きをみる

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  • 山川異域 風月同天(武漢へ贈る慈善歌曲)

     「山川異域 風月同天」(邦題:山河は違えど風月は同じ空に通ずる)は、山東省出身のシンガーソングライター 程璧(ていへき、チェン・ビー、女、生年月日非公開)が東京の音楽スタジオ「SOUND STUDIO NOAH 初台」で録音して、 2020年2月8日に日本と中共で同時に発表した慈善歌曲(チャリテ... 続きをみる

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  • 忘れじの瞳(石原裕次郎版「不了情」)

    「忘れじの瞳」は、日本の俳優であり歌手でもあった石原裕次郎(いしはら ゆうじろう、1934年(昭和9年)12月28日 - 1987年(昭和62年)7月17日)が1963年にEP盤(形状・回転数はシングル盤と同じ、針溝間隔が狭いので収録時間は長いが音量・音質共にやや劣る。)で発表したシングル曲です。... 続きをみる

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  • 曲江二首 其二 〔人生七十 古來稀(こらいまれ)なり〕

    「曲江二首 其二」は、盛唐の詩人 杜甫(とほ、712年ー770年)が数え年47歳になった758年の暮春に書いた七言律詩です。  「曲江」とは、都長安の居住地である外郭城内の東南の隅に在った池の名で、終南山から引いた水が屈曲して流れ込むことからこの名が付けられました。また、蓮の花が多く咲いていたこと... 続きをみる

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  • 春望(春の眺め)

      本日立春に当たり、盛唐の詩人杜甫(とほ、712年ー770年)作の五言律詩「春望」をご紹介します。  この作品は、757年の春、杜甫46歳(数え年)の折に長安で詠じたものです。  当時の時代背景は、755年11月に勃発した安禄山の乱(755年11月ー763年1月)の真っ最中で、唐の都の長安は、1... 続きをみる

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