伊賀の徒然草

伊賀名張の山中に閑居して病を養う隠者の戯言です。

茉莉花



 「茉莉花(まつりか)」とは、およそ300年近く前の清朝乾隆年間から伝わる代表的な童謡の一つです。
 ジャスミンの花を歌ったこの曲は、 江戸時代に日本にも伝わっていますが、2008年の北京オリンピックでメダル授与式のテーマ曲として使われたことでも知られています。


 作詩作曲者は不明で、歌詞も何種類かあるようですが、本日は、その中で最も世間に流布されているものをご紹介し、最後に動画を添付して、関係者のご高覧に呈します。


 なお、この詩においては、ジャスミンの花を擬人化していることをご承知おきください。


 茉莉花(ジャスミンの花)


好一朵美麗的茉莉花(素敵な一輪 とても綺麗な茉莉花さん)
好一朵美麗的茉莉花(素敵な一輪 とても綺麗な茉莉花さん)
芬芳美麗滿枝椏  (芳しくて綺麗な満開の枝)
又香又白人人誇  (香りや白さを人々が褒める)
讓我來將你摘下  (私に貴女を摘ませて欲しい)
送給別人家    (そして誰かに送りたい)
茉莉花啊茉莉花  (茉莉花さん、あ~、茉莉花さん)




茉莉花