伊賀の徒然草

伊賀名張の山中に閑居する隠者の戯言です。

白いカイト:白色風箏


 「白いカイト」は、日本の音楽ユニットMy Little Lover(マイ・リトル・ラバー)が、
1995年7月3日 にリリースした2枚目のシングル曲です。
 作詞・作曲は音楽プロデューサーの小林武史、この人はこの年の12月5日に発売された
1stアルバム『evergreen』から正式にこのバンドのメンバーに加入しています。


 歌詞の内容は、愛されることよりも愛することを求める心優しい乙女の孤独と期待とを詠じたものですが、眼前に静かに広がる海、空、白いカイトなどに乙女の心情を重ね合わせて描写し、更に地球や宇宙までも詠いこむことによりスケールの大きな作品に仕上がっています。
 また、詩中に「夏の色」「白いカイト」「暗闇」「夕暮れの空」「銀色の波」などの色彩を感じさせる詩語を畳み掛けるように盛り込んで視覚に訴えています。
 更に、聴覚的には「暗闇を Knock…」や 「鼓動打ち 呼吸してる」など微かな音を連想させる詩句を使うことにより、却って眼前の白いカイトの見える景色の静けさを強調して、乙女の寂寥感を効果的に表現しています。


 この楽曲は、あまり大きなヒットにはなっていませんが、巧みな歌詞とそれに合わせた曲の変則的な楽節の区切りも不自然さを感じさせない佳作です。



 白いカイト
 白色風箏

                   作詞・作曲・編曲:小林武史
                   演唱:MY LITTLE LOVER
悲しみの言葉は 全部すてたい 
愛はひとつの言葉では 語れないけど 
悲しくなる程 誰かを愛したい
それに気づかぬフリをして 時は流れた

悲傷的話語 想要全部拋棄
雖然愛只用一個字 無法言喻
想要愛一個人 愛到悲傷滿心
裝作對此毫無察覺 時間就這樣逝去


そして今 Chance Chance Chance 逃している 自分ばかりが目につく
世界は私だけおいて回り続ける

於是現在 機會機會機會 正在錯失 顯眼的總是自己
世界唯獨把我留下 繼續轉動


空は夏の色に染まる 白いカイトも揺れている
心の中つないだ恋のタイトロープ渡りたい

天空染上夏日的色彩 白色風箏也在搖曳
想要從心中搭起的戀愛的鋼索上走過去


誰かの言葉に 惑わされぬように
そして誰かの痛みから 逃げ出さぬように

不要被某個人的話語迷惑
也不要從某個人的痛苦中逃脫


暗闇を Knock Knock Knock してる気持ち 手探りしてあせってる
だけど心は探してる かさねあう瞬間(とき)を

面對黑暗 敲門敲門敲門 的心情 摸索著又焦慮著
然而心卻在尋找 重合的瞬間


雲の切れ間からこぼれる 輝く予感を集めて
ここで今 鼓動打ち 呼吸してる oh my soul

把從雲的縫隙間溢出的 閃耀的預感聚集起
於此時此地 心的脈動 呼吸著 噢…我的靈魂


夕暮れの空に向かって 少年はカイトを上げてる
まるで地球と話をしてるみたいさ なめらかに

面向黃昏的天空 少年放飛了風箏
根本像是在和地球對話一樣啊 流暢地


(間奏)


ここで今 鼓動打ち 呼吸してる oh my soul
於此時此地 心的脈動 呼吸著 噢…我的靈魂


銀色の波に向かって 白いカイトは揺れている
まるで宇宙とダンスをしてるみたいさ 永遠に

面向銀色的波浪 白色風箏正在搖曳
根本像是在和宇宙共舞一樣啊 永遠地




♫ My Little Lover 白いカイト



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