伊賀の徒然草

伊賀名張の山中に閑居して病を養う隠者の戯言です。

奇跡 〜大きな愛のように〜

 
 『奇跡 〜大きな愛のように〜』は、日本のシンガーソングライターさだまさしが1991年7月25日に発表したアルバム『家族の肖像』(かぞくのしょうぞう)に収録されている楽曲です。


 アルバム『家族の肖像』は、親子兄弟だけではなく、祖母や叔母などの親族、家族以前の恋人、子供のころからの友人なども含めて、全ての人を家族と見做して人類普遍の愛を詠い上げた10曲からなり、全てさだ自身が作詩・作曲しています。


 『奇跡 〜大きな愛のように〜』は、このアルバムを締めくくる最後となる10曲目の曲です。
 その内容は、愛する者に何ら見返りを求めず惜しみなく注ぎ続ける「愛」を人と人との間に存在する大きな奇跡と捉えて、その素晴らしさを賛美したものとなっています。


 なお、この曲は、当時モデルチェンジして発売されたトヨタの大衆車カローラ(7代目)のCMメインテーマ曲としてアルバムに先行して使用されました。
 この時の、新型カローラのキャッチコピーは『大きな、愛のようなカローラ』でした。



 奇跡 〜大きな愛のように〜
 奇蹟~像大的愛一樣地~


どんなにせつなくても   必ず明日は来る
ながいながい坂道登るのは   あなた独りじゃない

無論是多麼的傷心 明天一定會到來
在漫漫長坡道上行 你不是只有一個人


僕は神様でないから   本当の愛は多分知らない
けれどあなたを想う心なら  神様に負けない
たった一度の人生に   あなたとめぐリ逢えたこと
偶然を装いながら奇跡は いつも近くに居る

我不是神 也許不了解什麼是愛
但是想你的心 絕不輸給神
在只有一次的人生中 能夠與你相遇
裝作是偶然 其實奇蹟一直都在


ああ大きな愛になリたい   あなたを守ってあげたい
あなたは気付かなくても いつでも隣を歩いていたい

啊…想用廣闊的愛 將守護你
就算你沒有察覺   仍舊隨時在你身邊


どんなにせつなくても   必ず明日は来る
ながいながい坂道登るのは   あなた独りじゃない

無論是多麼的傷心 明天一定會到來
在漫漫長坡道上行   你不是只有一個人


(間奏)


今日と未来の間に 流れる河を夢と言うなら
あなたと同じ夢を見ることが 出来たならそれでいい
僕は神様でないから 奇跡を創ることは出来ない
けれどあなたを想う奇跡なら 神様に負けない

如果把向今天和未來之間 流動的河稱為夢 
如果與你一樣做夢 能那個可以
我不是神 不能創造奇蹟
但是想你的奇蹟 絕不輸給神


ああ大きな愛になリたい あなたを守ってあげたい
あなたは気付かなくても いつでも隣を歩いていたい
ああ大きな夢になリたい あなたを包んであげたい
あなたの笑顔を守る為に 多分僕は生まれて来た

啊…想用廣闊的愛 將守護你
就算你沒有察覺   仍舊隨時在你身邊
啊…想用廣闊的夢 將你包圍
大概是為了守護你的笑容 所以我才會誕生在這世上




『奇跡 〜大きな愛のように〜』 さだまさし

伊賀山人秋桜園

 秋分の日から一夜明けた今朝の伊賀山人フラワーガーデンの秋桜園をご紹介します。


 【紅白のコスモス】


 【遊びに来た揚羽蝶】


 【南園、遠くに見えるのは南山】


 【上から見た南園】


 【上から見た西園】



  『秋櫻』 
           作詩・作曲:佐田 雅志 歌唱:山口 百惠(1977年10月1日)


 這是首名曲,聽不出是40年前的老歌。
 當年18歲的山口百惠唱,出嫁的女兒牽掛母親的樂曲。
 然後三年後,歌手山口百惠與演員三浦友和結婚在演藝圈引退了。
 直至今日,看到秋櫻時,我仍會想起這首歌。
 今年,介紹漢語歌詞附著的映像。



秋桜:山口百惠 (歌詞中譯│對應曲:琉璃菊-柯庭燕│開始或結束-鳯飛飛│深夜港灣-甄楚倩│七月雨中-陳麗斯│给陽光的報答-陳星宇│秋分-歐瑞強│如風往事-吉娜│ 昨日-蘇曼│昨日的回憶-馬小倩)



  秋櫻(大波斯菊)


 第一節
 秋日的粉紅秋櫻         (うす紅の秋桜が秋の日の )
 無心地在陽光中搖曳       (何気ない陽溜りに揺れている)
 最近時常流淚的母親       (此頃涙もろくなった母が)
 在院子輕咳了一聲        (庭先でひとつ咳をする)
 她坐在廊子翻看相簿       (縁側でアルバムを開いては)
 回憶起我的童年         (私の幼い日の思い出を)
 不斷重複說著同樣的話      (何度も同じ話くり返す)
 聲音小得像在自言自語      (独言みたいに小さな声で)
 在這種小陽春的溫和日子     (こんな小春日和の穏やかな日は)
 我深深感到您的體貼       (あなたの優しさが浸みて来る)
 對明日將出嫁的我,「往後再辛苦」(明日嫁ぐ私に「苦労はしても」)
 「時間會把一切都化為談笑」   (「笑い話に時が変えるよ」)
 「不用擔心」,您笑著說     (「心配いらない」と笑った)


 第二節
 我追憶種種往事         (あれこれと思い出をたどったら)
 才發現從來不曾孤獨過      (いつの日もひとりではなかったと)
 想到過去任性的自己       (いまさらながら我侭な私に)
 不禁咬住嘴唇          (唇かんでいます)
 您幫忙收拾明日的行李      (明日への荷造りに手を借りて)
 看起來心情很愉快        (しばらくは楽し気にいたけれど)
 卻突然淌下淚,「要保重啊」   (突然涙こぼし「元気で」と)
 再三重複同一句話        (何度も何度もくり返す母)
 道謝的話欲言又止        (ありがとうの言葉をかみしめながら)
 我將試著自己活下去       (生きてみます 私なりに)
 在這小陽春的溫和日子      (こんな小春日和の穏やかな日は)
 請再讓我多做一會兒       (もう少しあなたの子供で)
 您的孩子吧           (いさせてください)



追記:所用の為、明日から暫時、ブログを休みます。