伊賀の徒然草

伊賀名張の山中に閑居して病を養う隠者の戯言です。

We Are The World 2020 - The Quarantine Mix, Long Island


 「We Are The World 2020(ウィ・アー・ザ・ワールド2020) - The Quarantine Mix, Long Island(隔離編集、ロングアイランド)」は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ロングアイランド島在住の音楽家70人が、WEB会議の要領で、それぞれの自宅で自分のパートを録音したものを編集して完成して、2020年4月12日に発表した楽曲です。


 「We Are The World 」は元々、1985年3月28日にアメリカで、世界的に著名なアーティストが「USAフォー・アフリカ」という名称のプロジェクトを組んで、当時深刻化していたアフリカの飢餓救済のために作られたチャリティーソング「We Are The World 」です。


 この楽曲は、その後も世界各地で災害などの危難が訪れる都度、チャリティーソングとして或いは応援歌として数多くの人々によりカバーされています。


 コロナウィルスによる武漢肺炎が蔓延している現在、病に苦しむ人々や医療に従事する人々を応援するため、この楽曲を世界中の多くの人々がカバーしています。


 今回ご紹介する「We Are The World 2020(ウィ・アー・ザ・ワールド2020)」は、世界で最も多くの武漢肺炎被害者がいるアメリカの中でも最多の感染者がいるニューヨーク州のロングアイランド島の歌手がそれぞれの自宅にいながら、遠隔地の趣旨賛同者と共同して作成したものです。


 ロングアイランド島は、人口は約800万人ですが、武漢肺炎感染者は約7万人、死亡者は約4千人に達しており、人口約1億3千万人の日本でそれぞれ約2万人、約900人であることに比すると、人口当たりでは凡そ100倍の被害が生じています。


 そのため、この楽曲のミュージックビデオには、「私たちは今落ち込んでいるかもしれないが、疎外されてはされていない。また私たちは一緒にいることはできないが… 何か特別なものを作るためにロングアイランドのミュージシャンとして団結した… その私たちは今日新しい意味を持たせて作ったこの曲の力で、あなた方の心がほんの少しだけでも癒されることを願っています。」と表示されています。


 職業歌手でありながら舞台に上がることも出来ず殆ど収入のない中で、武漢肺炎と闘う人々の心を癒すために、営利を目的とせずに作成した応援歌、彼らの原唱でご紹介します。



 We Are The World 2020
 ウィ・アー・ザ・ワールド 2020
 四海皆一家 2020


There comes a time when we heed a certain call
When the world must come together as one.
あの叫び声に心を留めるときが来た。
世界が一つになるべきときが来たんだ。

當我們聽到了懇切的呼喚
全世界應該團結一致


There are people dying and it's time to lend a hand to life,
The greatest gift of all.
死にゆく人々がいるから、手を差しのべるときが来たんだ。
掛け替えのない贈り物である命を救うために

有些地方的人們正逐漸死亡  是該伸出援手的時候了
對生命而言,這是最好的禮物


We can't go on pretending day by day
That someone somewhere will soon make a change.
We are all a part of God's great big family

日々待ち望むだけでいることはもうできない、
どこかの誰かがそのうち変えてくれるだろうなんてことを。
私たちは神の作った偉大な大家族の一員なんだ。

我們不能日復一日的偽裝下去了
在某些地方總有人要改變自己
我們都是上帝的大家族中的一員


And the truth, you know
Love is all we need.

それが真実なんだ、わかるだろ。
愛こそが私たちが必要としているすべてなんだ。

事實上,會你明白
我們需要的就是愛


We are the world, we are the children *1
We are the ones who make a brighter day
So let's start giving.

There's a choice we're making
We're saving our own lives.
It's true we'll make a better day
Just you and me. *2

世界は一家、私たちは神の子ども。
明るい明日を創るのは私たちなのだ。
だから、与えることを始めよう。  
私たちには一つの選択肢がある、
自分たち自身の命を救うための。
それを選べば真に良い日々を作れるんだ 。
まさに今、貴方と私とで

四海皆一家,我們都是神的子民
創造美好的未來要靠我們
所以,讓我們開始奉獻自己
我們正在做的抉擇
是在拯救自己的生命
我們真的可以創造更美好的明天
就靠你和我


Well, send them your heart, so they know that someone cares
And that life will be stronger and free
As god has shown us by turning stone to bread
And so that we all must lend a helping hand

それから君の心を伝えれば、彼らは誰かが心配してくれているってことを知るだろう。
そうすれば、彼らの人生はもっと強く自由になるだろう。
神が石をパンに変えることを示したように、
私たち全員が救いの手を差しのべるべきなんだ。

將你的心傳遞給他們
讓他們明瞭有人關心他們
他們的生活才能更堅強、更自由
如同上帝開釋我們的
藉著把石頭變成麵包這件事
我們都應該伸出援手才對


[*1~*2] Repeat 
[*1~*2] 繰り返し


When you're down and out
And there seems no hope at all
But if you just believe
There's no way we could fall
Well, well, well, well let us realize
that a change can only come
When we stand together as one yeah yeah yeah yeah

君が落ち込んで疎外感を感じているとき、
そしてこの世に希望などもう見えなくなったとしても、
ただ、信じることさえできれば、
私たちが倒れてしまうことなどないと。
さあ、さあ、さあ、さあ、一緒に実現しよう。
変化は必ず起こせるよ。
私たちが1つになって寄り添うときには、そう、そう、そう、そうなんだ。

當你意志消沉、不被接納
一切似乎全無希望
但只要你相信
我們不可能倒下
讓我好好想清楚
只能做一個改變
當我們像一家人站在一起


[*1~*2] Repeat  × 10
[*1~*2] 繰り返し 10回
 
 



We Are The World 2020 - The Quarantine Mix, Long Island



感恩的心: 手話版(しゅわにすと山口 まち子表演)

 

       【しゅわにすと山口まち子の印象圖】


 「感恩的心(恩に感ずる心)」は、日本でも人気のある台灣の女歌手歐陽菲菲(オーヤン・フェィフェィ1949年9月10日~ )が1994年5月に発表したアルバム「烈火」に収録している楽曲です。


 この曲は、元々台灣の放送局中國電視公司(ちゅうごくでんしこうし:台灣CTV)が、
1994年5月27日から1994年11月1日までの間放映した連続テレビドラマ《阿信》のエンディングテーマ曲として作成されたものです。


 ドラマの《阿信》とは、日本放送協会(NHK)が1983年(昭和58年)4月4日から1984年(昭和59年)3月31日まで、日本のNHK総合テレビで放映して国民的大ヒットとなったNHK連続テレビドラマ《おしん》の台灣國語吹き替え版のことです。


 この楽曲の和訳を2017年11月23日に当ブログでご紹介していますが、今回しゅわにすと(手話パフォーマー)の山口 まち子(やまぐち まちこ)さんが手話に訳して発表されました。


 山口 まち子さんは、手話パフォーマンスグループ 「Kimono beaT」 の手話コーチ兼パフォーマーとして活動するかたわら、劇団の手話指導や東京コレクションなどのファッションショーでの手話ナビゲーターも経験されています。
 2017年には自身が代表となってグループ 「手話舞くらぶ」 を結成し、"あらゆる場面に手話が当たり前にある世界を" と各種イベントに出演する一方、2018年には"笑顔で世界をつくろう" と自ら作詞した歌 『いのり』 で手話歌手としても活動を開始しています。 
 現在は「心のこもった歌やお話を手話でお伝えするのが私の使命」とする理念を掲げて、ライブコンサート等のイベントを中心に手話通訳や手話パフォーマンスなど多方面で活躍中です。


 そもそも「音楽」とは、音を楽しむことですが、必ずしも聴覚だけに頼るものではありません。
 視覚や触角のみならず味覚や嗅覚など、場合によっては第6感までをも駆使して音を感じ楽しむことができるのです。
 因みに伊賀山人は、数十年前に火薬類の爆破処分を業としていたことに起因するかなり重度の聴覚障害があり、健常者の三分の一ほどしか音が聞こえません。特に高音部はほとんど聞こえないため、音符を眼で追ったりかすかな振動を感じたりすることにより音を楽しんでいます。


 今回ご紹介する山口 まち子さんの表演は、歌うが如く舞うが如く、単なる手話通訳の域を超えて、音なき音も聞こえそうなほどの一つの芸術へと昇華しています。
 山口 まち子さんの「しゅわにすと」活動に敬意を表して、聾者(ろうしゃ)のみならず健常者であっても「感恩的心」の詞想がよく理解できる心のこもった手話パフォーマンスをご紹介します。




「感恩的心」(恩に感ずる心)台湾版連ドラ「阿信(おしん)」エンディングソング



 「感恩的心(恩に感ずる心)」の楽曲紹介はこちら ▼