伊賀の徒然草

伊賀名張の山中に閑居する隠者の戯言です。

伊賀山人回顧録(青春編その4岡山県:16歳音楽)

 【スペイン民謡ロマンスを演奏する伊賀山人】


 音楽に関する伊賀山人の嗜好は多様であった。
 聞くのはロック、歌うのはカントリーフォーク、演奏するのはクラシックギターであった。
 たった一つだけ馴染めないのは、酒に酔った着物姿の女歌手が別れた男を思い出して北の海を見て泣くというシチュエーションの演歌だけである。


 【ビートルズ初期のアルバムから】



 【エルヴィン ジョーンズ】


 鉄調色という写真現像技法により、モノクロ写真の黒い部分を青色に変色させたもの。



 【アルハンブラ宮殿の想い出を演奏する伊賀山人】


 ロウソク1本による撮影で特殊効果を狙ってみたが、大したことはなかった。



 【写真コンテスト入賞作品と賞品の一部】


 左下のテープレコーダーを活用してギターを練習したがあまり上手くはならなかった。



 【マラゲーニアを演奏する伊賀山人】


 

伊賀山人回顧録(青春編その3岡山県:16歳写真)

 昭和42年(1967年)、伊賀山人高校2年生の時ペンタックスを愛用していたが、その他にクラシックカメラに興味を持った。
 当時、既に使う人のいなかったスプリングカメラを入手して撮影を始めた。


 【スプリングカメラ】


 左はルビナールというカメラで、6×6版とセミ版(6×4.5)の両用のカメラで、同級生の家で長期未活用物品となっていたのを無償で譲り受けた物である。
 右はセミマスミ―というセミ版専用のカメラで、古道具屋で500円で手に入れた物である。


 どちらのカメラのレンズもカラー撮影のことなど考えずに設計された物であり、カラーで撮影すると黄色っぽく写ってしまう。
 また、レンズ構成は3群3枚程度の簡単な物であり解像度もあまり良くなかった。
 利点は、フィルムが大きいので肌理の細かい写真が撮れること、ベタ焼きでも何とか見られること、多重露出が簡単なことなどであった。



 

 【写真現像中の伊賀山人】


 当然、写真の現像焼き付けは自分の好みどおりに出来た。



【写真展入賞作品を自撮りして悦に入る伊賀山人】


【同上】



 【音のある風景】


 【街角の希望】



伊賀山人回顧録(青春編その2岡山県:16歳ラグビー)

 昭和42年(1967年)、伊賀山人高校2年生の時は、様々なことがあり多忙を極めた。
 その一つが、ラグビー部の創設である。

 

 【ラグビー部創設発起人 昭和42年春岡山県営グランドに於けるラグビー講習会にて】

 当時のテレビ番組で、ラグビーを取り扱う学園ドラマが流行していた。
 そのストーリーは単純明快なもので、ラグビーさえやっていれば青春の全ての悩みや苦しみなど吹き飛ぶというようなものであった。


 青春の鬱勃たる情熱の捌け口を求めていた我々3人は、「これだ!これしかない!」と衆議一決してラグビー部を勝手に創設した。
 母校のグランドは狭くてとても満足に練習できるような環境にはなく、正式に運動部として承認されるものではなかった。
 我々はそんなことにはお構いなく、他校のラグビー部から廃棄処分するような古品のユニフォームやシューズやボールなど全ての道具類を貰い受け、他校に出かけては勝手に合同練習をしていた。


 【運動会においてラグビーのユニフォーム姿で走る伊賀山人】


 学校未承認のラグビー部では、部員が少ないのが悩みの種で、運動会や学園祭などあらゆる場を捉えてデモンストレーションに努めた。
 それでも確保できた部員は、たったの7名であった。
 ラグビーは15人制である。
 我々は、試合の都度、陸上競技部の足の速い者、柔道部の力の強い者などの応援を頼むことになった。
 ルールも碌に知らない素人集団の試合であり、相当な危険が伴うことなど当時は考えもしなかった。
 このことが原因である事故が起こり、僅か1年であえなくラグビー部廃部となってしまうのは、私がキャプテンを務めていた次の年のことである。


 【華奢な身体つきの伊賀山人】


 今考えるに、身長164センチ、体重53キロ、100メートル13秒の鈍足と来ては、およそラグビーには向いていなかった。
 しかし、そんなことは青春を謳歌する私にとってはどうでもよいことであった。
 ドラマのように、誇り一つを胸に掲げて夢に飛び込めば、あらゆる困難は打開されると信じて疑わなかった。


 【ノーサイド(試合終了) 右端は試合相手校のキャプテン】



  大きな空に 梯子をかけて
  真っ赤な太陽 両手で掴もう
  誇り一つを 胸にかかげて
  怖れ知らない これが若さだ
  そうとも これが青春だ ♪♪





これが青春だ

   這個是青春

  在大的天空上架上梯子
  用雙手抓住通紅的太陽
  到胸揭起驕傲一個
  怕不知道的 這個是年輕
  誠然這個是青春


  暴風雨中要是也因為君
  在七個海裡游泳

  到胸揭起驕傲一個
  跳入夢的 這個是年輕
  誠然這個是青春


  如果生氣爭吵也做
  悲哀時流眼淚
  到胸揭起驕傲一個
  總是裸體的 這個是年輕
  誠然這個是青春

  誠然這個是青春