白衣観音
【白衣觀世音菩薩圖】
白衣観音(びゃくえかんのん、びゃくいかんのん)は、妙法蓮華経観世音菩薩普門品第二十五、別名「観音経」で区分されている「観音三十三応現身」に基づき、観音の区分や名称を日本独自にアレンジした「三十三観音」の一尊に数えられる観音菩薩で、大白衣観音、白衣観自在母、白処、白衣母、白衣明妃とも称されています。
特徴的な白衣は、僧が着る黄色や黒色に染色された袈裟や法衣ではなく、在家が着る無着色の質素な白い衣です。
これは、観音菩薩が敢えて在家の姿に身を変えて、衆生のすぐ傍にまで来て功徳を授けることを意味しています。
残念ながら、西国三十三所のどの寺院にも白衣観音はありません。
その原因は、寺院内の仏像は常にロウソクの煤や線香の煙を受けているので、汚れの目立つ白色が好まれないことにあるようです。
ところが、屋外に建立される巨大観音像の場合には、砂埃には白っぽいものが多いため黒色よりも白色のほうが汚れが目立たないことと、更に遠くからも見えるようにとの配慮から、よく目立つ白衣観音になっています。
以下、今まで伊賀山人が見てきた白衣観音の中から、大きい順にいくつかご紹介します。
仙台大観音【宮城県】
高さ:100m
北海道大観音【北海道】
高さ:88m
東京湾観音【千葉県】
高さ:57m
釜石大観音【岩手県】
高さ:48.5m
高崎白衣大観音【群馬県】
高さ:41.8m
大船観音【神奈川県】
高さ:25m(胸像)
小豆島大観音【香川県】
高さ:非公開(推定50~60m)
觀音經抜粋
衆生被困厄 無量苦逼身
觀音妙智力 能救世間苦
具足神通力 廣修智方便
十方諸国土 無刹不現身
しゅーじょうひーこんやく むーりょうくーひっしん
かんのんみょうちーりき のうぐーせーけんくー
ぐーそくじんづうりき こうしゅーちーほうべん
じっぽうしょーこくどー むーせつふーげんしん
大勢の人びとが様々な困難に遭い、そのはかりしれない苦しみが人びとの身に迫ってきた時、観世音菩薩はその優れて不思議な智慧の力(観音さまは菩薩の行を積んだ結果として仏さまと同じ智慧の力をもたれている)によって、それらの人びとを世間の苦しみから救っているのである。
観世音菩薩は神通力を具えて、広く方便の智慧を修めており、十方の諸々の国土にその姿を現さない所はないのである。
遍く衆生の身に寄り添い大いなる慈悲心を示す白衣観音、その姿を現すのは今夜貴方の夢の中かもしれません。
南無觀世音菩薩~🙏
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