伊賀の徒然草

伊賀名張の山中に閑居して病を養う隠者の戯言です。

しあわせになろうよ(讓我們幸福吧)


 「しあわせになろうよ」は、日本のシンガーソングライターである長渕剛(ながぶち つよし、1956年9月7日 - )が自身36枚目のシングルとして2003年5月1日に発表した楽曲です。


 作詞・作曲共に長渕本人で、歌詞の内容は関係のこじれつつある相手に向かって、出会ったころの気持ちを思いだし初めて出会った場所に戻って幸せになろうと呼びかける内容になっています。
 また、短い歌詞の中に、時間、空間、光や音、更には色彩までをも歌い込んで情景を描写するなど、漢詩のような奥行きと幅を感じさせるところが詩人の非凡な才能を感じさせて巧みです。


 当時の長渕は、最初の妻である石野 真子と離婚してから既に20年、志穂美 悦子と再婚して16年、国生 さゆりとの不倫関係を解消して8年ですので、自身の経験を詠じているわけでもないようです。


 日頃、幸せとは「なるもの」ではなく「感じるもの」であるというのが持論の長渕が、敢えて「幸せになろう」と詠ずるからには、単なる思い付きの作詞でもないようですが、詳細は不明です。



 しあわせになろうよ
 讓我們幸福吧
                    長渕剛(作詞・作曲・演唱)
出会った頃の二人に も一度戻ってみよう
そして二人で手をつなぎ しあわせになろうよ

讓我們再一次回到初相識時候的我們吧
然後兩個人手牽手,幸福的在一起吧

(以上繰り返し)


海の広さに負けないように
まぶしい太陽をにらんでみた
ずぶぬれの僕は魚になり
あの島まで泳いでいった
初めて出会った場所に も一度戻ってみよう
そして青い空に抱かれ しあわせになろうよ

不想輸給大海
直視著太陽
全身濕透的我變成了魚
一直游去到那座島上  
讓我們再一次回到初相遇的那個地方吧
然後在藍天擁抱之下,幸福的在一起吧


(間奏)


緑の大地で鳥が鳴いた
君は両手を広げ空を飛んだ
星空をみあげ夢をかなえた
月の光で歌をうたった
出会った頃の二人に も一度戻ってみよう
そして二人で手をつなぎ しあわせになろうよ

綠色大地有鳥兒鳴叫  
你展開雙手向天空飛去  
仰望著星空,,夢想實現了  
在月光下開心唱歌
讓我們再一次回到初相識時候的我們吧
然後兩個人手牽手,幸福的在一起吧



初めて出会った場所に も一度戻ってみよう
そして青い空に抱かれ しあわせになろうよ

讓我們再一次回到初次相遇的那個地方吧
然後在藍天擁抱之下,幸福的在一起吧


しあわせになろうよ !
讓我們幸福吧!



【長渕剛】2003年 紅 白 「しあわせになろうよ」




しあわせになろうよ'04