伊賀の徒然草

伊賀名張の山中に閑居して病を養う隠者の戯言です。

TOMORROW


 「TOMORROW」(トゥモァロー)は、1995年(平成7年)5月10日に発売された、シンガーソングライター・岡本真夜(当時21歳)が作詞・作曲したデビューシングルです。


 この曲は、1995年4月14日~6月30日にTBS系で放送されたテレビドラマ『セカンド・チャンス』の主題歌として作られたものですが、元々はその数年前に岡本が出身地の高知県で高校に通っていたころ、地元の友達を励ますために書いた曲です。
 したがって、歌詞の内容は男女間の恋歌ではなく、親しい女子生徒同士の友情を詠ずるものになっています。


 この曲を発表したのは、1995年1月17日の 阪神・淡路大震災の直後であり、曲から「勇気をもらった」「元気づけられた」という多くの被災者の声が上がりました。


 岡本はこの曲で、その年の『第46回NHK紅白歌合戦』に初出場して、テレビデビューも果たしました。


 また、翌1996年には第68回選抜高等学校野球大会入場行進曲にも選ばれました。


 2012年に新たに発売したアルバム『Tomorrow』には、 東日本大震災の後に、村外への避難を余儀なくされた福島県相馬郡飯舘村の子供たちを招いて行なわれた「飯舘村 卒業・卒園式イベント」の参加者約600名によるコーラスも、セルフカバーしたこの曲の冒頭部に収められています。


 この曲は、国内外でも多くの歌手がカバーしており、台湾でも台灣國語でカバーした吳佩慈の「閃著淚光的決定」が大ヒットしました。
 なお、「閃著淚光的決定」は、初恋の男との別れを詠じたもので、岡本の原詩とは無関係です。




tomorrow - 岡本真夜|(フル)/ 歌詞付き



 TOMORROW        明天
                        作詩・作曲・演唱:岡本真夜


涙の数だけ強くなれるよ       流過的淚水會讓我們更加堅強
アスファルトに咲く 花のように   就像開在柏油路上的花一樣
見るものすべてに おびえないで   再也不會害怕眼前的事物
明日は来るよ 君のために      明日也會為了你而來


突然会いたいなんて        突然「很想見妳」
夜更けに何があったの       在這深夜是發生了什麼事呢?
あわててジョークにしても     即使你慌張的開了個玩笑
その笑顔が悲しい         但是那笑容看起來卻很哀傷


ビルの上には ほら月明り     在大樓上方 你看 有撒下的月光
抱きしめてる 思い出とか     抱緊著把回憶
プライドとか 捨てたらまた    自尊之類的都拋棄的話
いい事あるから          就會發生什麼好事吧


涙の数だけ強くなれるよ      流過的淚會讓我們更加堅強
アスファルトに咲く 花のように  就像開在柏油路上的花一樣
見るものすべてに おびえないで  再也不會害怕遇到的事情
明日は来るよ 君のために     明日也會為了你而來


季節を忘れるくらい        幾乎都忘了四季的變化
いろんな事があるけど       雖然發生了很多很多事情
二人でただ歩いてる        但只要兩人相依走著
この感じがいとしい        這樣的感覺好好


頼りにしてる だけど時には    想依賴著你 但是有時
夢の荷物 放り投げて       放棄夢想時重擔子
泣いてもいいよ つきあうから   對著我哭也是可以的喔 我挨近你為一起也因為
カッコつけないで         不要硬撐喔


涙の数だけ強くなろうよ      流過的淚會讓我們對一起更加堅強
風に揺れている花のように     就像隨風搖曳的花朵般
自分をそのまま 信じていてね   相信著原本真實的自己
明日は来るよ どんな時も     不管什麼時候 明日依舊會到來


涙の数だけ強くなれるよ      流過的淚會讓我們更加堅強
アスファルトに咲く 花のように  就像開在柏油路上的花一樣
見るものすべてに おびえないで  再也不會害怕遇到的事情
明日は来るよ 君のために     明日也會為了你而來


涙の数だけ強くなろうよ      流過的淚會讓我們對一起更加堅強
風に揺れている花のように     就像隨風搖曳的花朵般
自分をそのまま 信じていてね   相信著原本真實的自己
明日は来るよ どんな時も     不管什麼時候 明日依舊會到來


明日は来くるよ 君のために    明日也會為了你而來