伊賀の徒然草

伊賀名張の山中に閑居して病を養う隠者の戯言です。

2016年10月のブログ記事

  • さそり座の女

     去り逝く命もあれば、新たに生まれ出づる命もあります。  今月は、一つの命に別れを告げ、その曾孫にあたる新しい命を迎えました。  本日、漸く時間が取れたので、初めて対面してきました。  空手道天神流の新弟子候補として、元気に育つことを願っています。  10月26日生まれ、「さそり座の女」です。  ... 続きをみる

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  • 風船葛(フウセンカズラ)

     伊賀山人フラワーパークにも日々秋が深まってきました。  夏に涼をもたらした風船葛園も穏やかな秋の残照に照らされています。  【風船葛園】  風船葛の果実は、サクランボのように、その多くが二個寄り添って実ります。  【二個寄り添う風船葛】  風船葛の種は、直径5mmほどの黒くて小さな球状のものです... 続きをみる

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  • 今世紀世界三大美人畫像

    伊賀山人が獨断と偏見により選定した、今世紀の三大美人畫像です。  【宮中美人畫像】    ・    ・    ・    ・    ・    ・    ・    ・    ・    ・  【車中美人畫像】    ・    ・    ・    ・    ・    ・    ・    ・    ・   ... 続きをみる

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  • ライバル(對手)

     私には、物心ついたころから一人のライバルがいた。  私は、心底彼が嫌いだった。  彼の傲慢な態度から、しばしば取っ組み合いの喧嘩にもなった。  鼻持ちならない彼の自慢話や手柄話を聞くたびに、私は彼を越えようと思った。  まだテレビのなかった時代に彼がラジオを自作した話を聞いたとき、私は反射望遠鏡... 続きをみる

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  • 「明日に架ける橋」の漢詩的考察

     【怒涛逆巻く激流に架かる橋】  漢詩の多くは、「起・承・転・結」で構成されています。  古来、この構成が最も多くの人の心に響くと言われており、他の詩歌や文章などでも起承転結になっているものが少なくありません。  今回は、洋楽の「明日に架ける橋」を一例として考察します。  「明日に架ける橋」は、サ... 続きをみる

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