伊賀の徒然草

伊賀名張の山中に閑居して病を養う隠者の戯言です。

紅葉(もみじ)


 「紅葉(もみじ)」は、作詞は高野辰之、作曲は岡野貞一によるもので、1911(明治44)年に「尋常小学唱歌」第二学年用に掲載されて発表された文部省唱歌です。
 この岡野・高野コンビは、「紅葉(もみじ)」の他にも「故郷(ふるさと)」、「春が来た」、「春の小川」、「朧月夜(おぼろづきよ)」などの日本の童謡を中心に名曲を数多く残しています。


 秋分に日にあたり、秋を彩る名曲をNHK東京児童合唱団 の演唱でご紹介します。



紅葉
紅楓䈎
           作詞:高野辰之 作曲:岡野貞一 演唱:NHK東京児童合唱団
秋の夕日に照る山もみじ
濃いも薄いも数ある中に
松をいろどる楓(かえで)や蔦(つた)は
山のふもとの裾模樣(すそもよう)
秋日夕陽照到山上紅楓䈎
深濃色又淸淡色數量很多這其中
爲松樹塗上色彩的楓䈎及樹藤
造成山脚下是和服的裳模様的景観


溪(たに)の流に散り浮くもみじ
波にゆられて はなれて寄って
赤や黄色の色さまざまに
水の上にも織る錦(にしき)
山谷渓流漂浮著散落的紅楓䈎
被波浪搖動離開又挨近
紅色黄色等色彩種種的
在水面上又形成一面織錦




~紅葉(もみじ)~ NHK東京児童合唱団 Part.Ⅰ