伊賀の徒然草

伊賀名張の山中に閑居して病を養う隠者の戯言です。

2017年8月のブログ記事

  • 七夕

     本日は旧暦の7月7日、即ち国立天文台も広報する日本古来の伝統的七夕の日です。  そこで今回は、お馴染みの童謡「たなばたさま」をご紹介します。  童謡『たなばたさま』は、作詩は権藤はなよ 、作曲は下総皖一によるもので、昭和16年(1941年)3月に文部省が発行した「うたのほん 下」に掲載された唱歌... 続きをみる

    nice! 33
  • 知音

     【知音圖】  昔、唐土の春秋時代、琴(竪琴)の名人として知られる伯牙(はくが)という人がおりました。  伯牙には鐘子期(しょうしき)という一人の親友がいました。  鐘子期は、伯牙が奏でる琴の音を聴くだけで、それを奏でる伯牙の考えや感情までをも正確に判別して言い当てたと伝えられています。  伯牙は... 続きをみる

    nice! 35
  • 鴛鴦(オシドリ)の図

     【鴛鴦圖】  伊賀山人の母は生前、趣味で掛け軸の表装をしていました。  そのため、遺品の中には、数多くの掛け軸や日本画が含まれています。  上掲は、その中の一つ、「鴛鴦圖(雌雄のオシドリの図)」です。  左の色鮮やかな方が雄(鴛)で、右の落ち着いた色の方が雌(鴦)です。  落款はあるものの、作者... 続きをみる

    nice! 29
  • 伊賀山居漢詩紀行

     結盧在人境: 盧(いおり)を結んで人境にあり  人里に庵を結んで住んでいる。   而無車馬喧: 而して車馬の喧(かまびす)しき無し   しかし、車の走る騒々しい音は耳に入らない。   問吾何能爾: 吾に問う何ぞ能く爾(しか)ると  「どうしてそんなことが出来るのか?」と自問してみる。   心遠地... 続きをみる

    nice! 33
  • 夜空を仰いで(仰望夜空)

     「夜空を仰いで」は、日本の俳優兼シンガーソングライターの加山雄三が、自身10枚目のシングルレコードとして、1966年(昭和41年)10月15日に発表した楽曲です。   また、この曲は、加山雄三主演の映画「若大将シリーズ」の第9作として翌年元日に公開された「レッツゴー! 若大将」の主題歌としても使... 続きをみる

    nice! 36
  • 白百合の花

     【白百合の花】  伊賀山人の百合花園に、今年初めて白百合が一輪咲きました。  純白の花弁の中に白い雌蕊(めしべ)と黄色い雄蕊(おしべ)があります。 【花弁の中】  白百合の花言葉は、「virginity(純潔)」「purity(純粋)」「majesty(威厳)」  花弁の中の花芯の奥は、純真無垢... 続きをみる

    nice! 24
  • 今日の伊賀山人大花園

     残暑厳しき中、流石に伊賀山人の大花園でも、花は数えるほどしか咲いていません。  秋は名のみの猛暑に負けず咲き誇る草花をご紹介します。 【風船葛】  昨年もご紹介しましたが、2輪ずつペアになって咲くのが特徴です。 【風船葛の実】  花が終わると、果実はこのように二個寄り添って実ります。  この風船... 続きをみる

    nice! 23
  • An American Trilogy(美國的三部曲:アメリカの祈り)

     「An American Trilogy(アメリカの3部作)」は、アメリカ南部テキサス州ヒューストン生まれのカントリーソング ライターのミッキー ニューベリー(1940.5.19 –  2002.9.29)が、 19 世紀のアメリカの3つの歌をメドレーに編成して、1971年に発表した楽曲です。 ... 続きをみる

    nice! 24
  • 星星知我心(星は私の心を知っている)

     夢でお逢いした貴方の為に、今夜も星に因んだ楽曲をご紹介します。  立秋ともなり、伊賀満天の星空もどことなく秋めいて……  と書き続けたいところですが、伊賀は今夜も雨です。  「星星知我心」は、元々台湾で1983年8月15日から同年10月14日までの2箇月間放映された同名の連続テレビドラマの主題歌... 続きをみる

    nice! 23
  • 夢で逢いましょう:在夢中相逢吧

     「夢で逢いましょう」は、1961年4月8日から1966年4月2日まで毎週土曜日の夜放送された日本放送協会(NHK)のバラエティ番組「夢であいましょう」(同名であるが、「逢」が「あ」と表示されていた)の主題歌です。  作詞:永 六輔、作曲:中村 八大のコンビによる作で、愛称「おスミ(さん)」と呼ば... 続きをみる

    nice! 26
  • 淚的小雨(涙の小雨)

     台風一過の伊賀は、小雨模様です。  そこで、今回は、小雨に因んだ楽曲をご紹介します。  「淚的小雨(涙の小雨)」は、1969年(昭和44年)2月1日に発売された内山田洋とクール・ファイブのデビュー曲 「長崎は今日も雨だった」の替え歌で、彩木雅夫の作った曲に台湾に住んでいた北京出身の作詞家莊奴が独... 続きをみる

    nice! 23
  • 往昔懐古

     親の遺品を整理していると、昔の写真や絵葉書が数多く出てきます。  経済的価値はありませんが、親族の生前に思いを致すとなかなか捨て難く未だに保管しています。  終戦記念日を前にして、今回はその中の一部をご紹介します。 【入営挨拶状】  今から丁度80年前の1937年(昭和12年)7月、盧溝橋事件を... 続きをみる

    nice! 22
  • 台風は、伊賀を去りました。

     台風5号は、昨夜伊賀(画像左下琵琶湖の南)を通過し、現在日本海を北上しています。  台風が伊賀を直撃するのは、ほぼ20年ぶりのことでしたが、風雨は思っていたほど強くはなく、特に大きな被害は有りませんでした。  今後、東北・北海道の方はご用心ください。

    nice! 18
  • 台風は、現在伊賀を通過中です。

     台風5号は、現在、伊賀山人の頭上に蟠踞しています。  赤い円の中が暴風圏ですが、風と雨は一時的に治まっています。  晴れてはいないので、完全に台風の目の中に入っているわけでもないようです。

    nice! 18
  • 台風が伊賀を通過しそうです。

     19時現在、台風5号は奈良市を東北に進行しており、あと1~2時間で伊賀山人の頭上を通過しそうです。  立秋颱風夜 伊賀山居颱風夜 雷光裂天雨滿江 天涯親友如相問 一片氷心在玉壷

    nice! 20
  • 今日までそして明日から : 到今天又從明天

     「今日までそして明日から」(きょうまでそしてあしたから)は、シンガーソングライターのよしだたくろう(現表記:吉田拓郎)が大学在学中に作詞・作曲したものを、25歳を過ぎてからデビュー3枚目のシングルとして、1971年(昭和46年)7月21日にCBSソニー(現・ソニー・ミュージックエンタテインメント... 続きをみる

    nice! 40
  • 白いカイト:白色風箏

     「白いカイト」は、日本の音楽ユニットMy Little Lover(マイ・リトル・ラバー)が、 1995年7月3日 にリリースした2枚目のシングル曲です。  作詞・作曲は音楽プロデューサーの小林武史、この人はこの年の12月5日に発売された 1stアルバム『evergreen』から正式にこのバンド... 続きをみる

    nice! 28
  • Forever Love(永恆的愛)

     「Forever Love」(フォーエヴァー・ラヴ)は、日本のロックバンドのX JAPANのリーダーYOSHIKIが作詩・作曲して1996年7月8日にリリースしたこのバンドの14作目となるシングル曲です。  この曲は、YOSHIKIが音楽を担当した映画『X』のテーマ曲として使われたほか、2001... 続きをみる

    nice! 28
  • Tears (涙)

     「Tears」(ティアーズ)は、ロックバンド、X JAPANのリーダーのYOSHIKIが作詞・作曲して、1993年11月10日にリリースした9作目のシングルです。(作詞でクレジットされている「白鳥瞳」とは、YOSHIKIのペンネーム)  この楽曲は、1992年に第43回NHK紅白歌合戦のテーマ・... 続きをみる

    nice! 26
  • 伊賀の夏祭り

     【盆踊りの風景】  伊賀は、古くからある田舎町です。  夏祭りの定番と言えば、勿論盆踊りです。  8月になると、土日や盆休みの時期には、必ずどこかの町内会で盆踊り大会が開かれています。  【山の中でのフラダンス】  盆踊り以外で、近年流行しているのは、ハワイのフラダンスです。  伊賀は海の無い山... 続きをみる

    nice! 24