混浴露天風呂(西日本編)
【湯原温泉砂湯】
湯原温泉砂湯は、岡山県北部の真庭市にある湯原温泉郷のシンボル的な混浴露天風呂です。
この砂湯は、岡山県で最も大きい河川である旭川の河原にあります。
この周辺の河川には無数の「自然噴出の泉源」があり、この場所は有史以前の古代から自由に使われていたと言われる由緒正しい混浴温泉です。
なお、現在では数十年前にできた湯原ダムのすぐ下流になっており、やや水質が落ちているようです。
上掲写真奥の絶壁状のものが湯原ダムのコンクリート堤体です。
砂湯という名称は、温泉が湧いて出る時に川底の砂を吹く様から「砂噴く湯」と呼んでいたものが「砂湯」と略されて呼ばれる様になったものです。
この砂湯は、元々、住民の生活の為に作られた露天風呂で洗濯や入浴に使われていました。
その為、清掃などの管理は、町の住民が町内の区によって順番に行い常に清潔に大切にされてきました。
湯原温泉郷は、古くは、湯治場だったのでこの露天風呂「砂湯」も住民の了解の元で観光客にも無料で入浴できるようにされています。
ただし、昔からの入浴のルール(掟、法度)は、守られています。
従前は、当然ながら男女とも全裸で入浴することがルールでしたが、この砂湯は周囲の旅館や公道、更には橋などから丸見えであるため、公序良俗の観点から当局の指導があり、平成24年4月1日からは、男女共にタオル等を着用して入浴することになっています。
それからは、女子の入浴も少しづつ増えていますが、脱衣所には鍵のかかるロッカーなどは無いので、防犯上の観点から敢えて、壁に隙間が作られており、また かけ湯の時や湯に浸かる時などには、どうしても他人に見られてしまうこともあります。
万一、衣類や車のキーなどをごっそり盗まれてしまうと、タオル一枚を持って河原に取り残されて救助を待つことになるスリル(リスク?)もあります。
なお、駐車場は砂湯の下流約200メートルの河川敷にあるので、入浴中に不審者を監視することはできません。
私の知り合いの女子で、躊躇なくこの砂湯に入浴出来るのは、間違いなく、泥棒を取り押さえるだけの活力とビーナスのような肉体美とを兼ね備えた…
【moli小姐】
と
【ワンダム女史】
…だけです。
請不要生氣m(__)m
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