伊賀の徒然草

伊賀名張の山中に閑居して病を養う隠者の戯言です。

2016年3月のブログ記事

  • 伊賀のグルメ情報

     【我慢強いラーメン屋】 「へい! お待ちっ!」 『あ~ぁっ! オヤジ~ 親指がどんぶりに浸かってるぞ~!』 「な~に、大丈夫! 慣れてるからっ!」    【秘伝の定食屋】 「こちら~ エビフライ定食になりま~す」 『ん~ん、何か変な臭いがするな~ 先月とエビが違うのか?』 「い~え、全く同じで~... 続きをみる

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  • 伊賀の作り話

     昔、昔、伊賀の里に一人の欲張りな忍者が住んでおりました。  本業だけでは満足せず、何か楽して儲かる副業はないかと、得意の情報網を駆使してググっていたところ、ツルが自分の羽を抜いて機(はた)を織り、高級反物を作るという貴重な情報を手に入れました。  「しめしめ、これで一儲けできるぞ」と「捕らぬ狸の... 続きをみる

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  • 漢詩の効用

     昨年晩秋の頃、見知らぬ方から小包が届きました。  包みを開くと、そこには一瓶の薬草が入っておりました。  ところが、手紙どころかメモ紙一枚入っておりません。  はて? 全く記憶にないこの方が一体何のために送ってきたのだろうかと不思議に思いつつ、今一度小包の伝票を確かめてみると、その下の方に上記の... 続きをみる

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  • 八(やつ)になりし時、祖父に問ひて言はく(伊賀山人)

     私の母方の祖父は、明治初年の生まれで、中国地方の山間部に位置する僻村で医院を開業しておりました。  祖父の先祖は、明治維新に至るまでこの地を治めていた外様大名に代々仕える城代家老の家系でした。  祖父は、先祖代々の築年数も定かでないこの家老屋敷の一部を改築して、診療所にしておりました。  私が幼... 続きをみる

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  • 八(やつ)になりし時、父に問ひて言はく(兼好法師)

    (アニメ古典文学館「徒然草」から引用)  徒然草は、「つれづれなるままに、日くらし硯にむかひて、心にうつりゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。」と書かれた序段に続く本文の第1段から第243段までの計244段からなる随筆です。  本文の第1段から第242段まで... 続きをみる

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  • 快眠を得られる睡眠時間とは

     人の睡眠中には、浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠とが交互に現れます。  レム(REM)とは、Rapid Eye Movement の略で、まぶたの下で、眼球が急速に動いている状態を言います。  レム睡眠は、上図右側のように、身体は休養しているが、脳が半分起きている状態です。このとき人は... 続きをみる

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  • 医者の戯言(KC先生の思い出)

     今は昔、某地方小都市のとある総合病院に勤務していたころ、外科医のKC先生(仮名)から聞いた話です。  なお、この話は、医療水準の低かった戦前の医学生の間で流行っていた戯言のようですので、現在の先進医療により治療や療養をされている方は、決してこのようなことはありませんので、ご安心ください。  口さ... 続きをみる

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  • 5×5=25の原則(コメント管理)

     「パスカルの原理」などで有名な近代物理学の先駆者フランスのブレーズ・パスカルは、「人間は考える葦である」など多数の名言を残した偉大な哲学者でもありました。  このパスカルが、ある友人に宛てた手紙の末尾に、「今日は時間が無かった為に、このように長い手紙になってしまったことをお許しください。」と書き... 続きをみる

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  • 離婚後300日問題(DNA鑑定所感)

     民法第772条に基づき、離婚後300日以内に生まれた子は、前夫の子として扱われることになります。  この規定は、明治31年頃、民法に加えられたもので、当時は、生物学的な父親を特定する手段がなく、しかも女手一つで子供を育てるのが極めて困難な時代でもありましたので、子供を養育する義務者を法的に特定し... 続きをみる

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  • 日本の昔話に関する一考察

     (ⓒ画像著作権不詳)  日本には、数多くの昔話が語り伝えられています。  その多くは荒唐無稽な話でもあり、必ずしも文学的評価の高いものではありません。  昔話で語られていることの全てが「真実」とは言えないのも確かでしょう。しかしながら、それらが現在まで語り継がれ、今でも日本人の心の中に脈々と生き... 続きをみる

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  • 友達にしたい人(論語編)

     「論語」は、今から約2500年前の春秋時代の思想家であり哲学者であった孔子とその高弟の言行を記録した書物です。  「益者三友、損者三友」として人口に膾炙されている、付き合って益のある友人とその逆に付き合うと損をする友人のことについては、論語 季氏篇第十六に記されています。  短い文章ですので、以... 続きをみる

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  • 友達にしたい人(物くるる友)

     徒然草で兼好法師が、友達にしたい人の筆頭に挙げているのは、「物くるる友」です。  しかし、世の中、そのような気前の良い人は、なかなか見つかるものではありません。  ところが皆さん! 喜んでください。漸く1人見つけました。  浜松で、「ポンポコタヌキのレンタカー」を経営する資産家です。  しかも、... 続きをみる

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  • 俳句・短歌創作講座

     俳句や短歌の作り方は、漢詩の作り方を応用すると簡単です。  漢詩でよく行われる作り方として、あらかじめ漢字2字・3字の詩語というものを集めておいて、それらを組み合わせる方法があります。  例えば、新春・満天・万里・洋洋・山色・天地・太平風・瑞雲中・旭日紅などの詩語を適当に組み合わせて、   新春... 続きをみる

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