伊賀の徒然草

伊賀名張の山中に閑居して病を養う隠者の戯言です。

年末御挨拶

〔除夕吃蕎麥麵,這個是日本人的習慣,把這個稱為「年越し蕎麦」(除夕蕎麥麵)〕



 本年も「伊賀の徒然草」をご高覧頂き有難うございました


 今年最後の一夜を迎えるにあたり、来たる年が讀者各位にとって幸多きものであるよう伊賀山中からお祈り致します


      令和二年大晦日
                         
伊賀山人敬白




【二胡】《懷舊老歌》最後一夜(COVER)
〔最後一夜<原唱:蔡琴> 二胡表演:廖尉希小姐〕


 最後一夜

 最後の一夜           

            作詞:慎芝 作曲:陳志遠 

踩不完惱人舞步

喝不盡醉人醇酒

良夜有誰為我留

耳邊語輕柔

走不完紅男綠女

看不盡人海沉浮

往事有誰為我數

空對華燈愁

踊っても踊りきれない人を虜にするダンス

飲んでも飲み尽くせない人を酔わせる強い酒

美しい月夜に、一体誰が私のために留まって

耳の傍で優しく語ってくれるでしょうか?

生涯を共にはできない着飾った男と酒場の女

見ても尽きせぬ人の世の浮き沈み

嘗て、一体誰が私のために数えてくれたでしょうか?

華やかなライトに空しく照らされる私の愁いの数々を


我也曾陶醉在兩情相悅

像飛舞中的彩蝶

我也曾心碎於黯然離別

哭倒在露濕台階

紅燈將滅酒也醒

此刻該向它告別

曲終人散回頭一瞥

嗯......最後一夜

私も嘗て、共に愛する喜びに心を酔わせたことがある

まるで、 空を舞い踊る色鮮やかな蝶のように

私も嘗て、暗く悲しい別れに心を砕かれたこともある

泣き崩れて涙は石段を濡らした

紅蓮の燈火はまさに消えようとし、酒もまた醒めようとしている

今このとき、私は全てのものに別れを告げる

曲は終わり人々が帰ったあと、私は振り返ってもう一度眺める

あ......最後の一夜なのだと…


我也曾陶醉在兩情相悅
像飛舞中的彩蝶
我也曾心碎於黯然離別
哭倒在露濕台階
紅燈將滅酒也醒
此刻該向它告別
曲終人散回頭一瞥
嗯......最後一夜

私も嘗て、共に愛する喜びに心を酔わせたことがある
まるで、 空を舞い踊る色鮮やかな蝶のように
私も嘗て、暗く悲しい別れに心を砕かれたこともある
泣き崩れて涙は石段を濡らした
紅蓮の燈火はまさに消えようとし、酒もまた醒めようとしている
今このとき、私は全てのものに別れを告げる
曲は終わり人々が帰ったあと、私は振り返ってもう一度眺める
あ......最後の一夜なのだと…


我也曾心碎於黯然離別
哭倒在露濕台階
紅燈將滅酒也醒
此刻該向它告別
曲終人散回頭一瞥
嗯......最後一夜

私も嘗て、暗く悲しい別れに心を砕かれたこともある
泣き崩れて涙は石段を濡らした
紅蓮の燈火はまさに消えようとし、酒もまた醒めようとしている
今このとき、私は全てのものに別れを告げる
曲は終わり人々が帰ったあと、私は振り返ってもう一度眺める
あ......最後の一夜なのだと…



蔡 琴 - 最後一夜 - Live in Tokyo