伊賀の徒然草

伊賀名張の山中に閑居して病を養う隠者の戯言です。

真正的日本精神(国会討論)

余震の続く熊本・大分の被災者の方々に重ねてお見舞い申し上げます。

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 さて、先の東日本大震災においては、当時の親中・親韓に偏向した民主党政権は、支那と韓国からの援助隊だけは、空港まで外務副大臣に送迎させるなどの国賓待遇の土下座外交を展開しました。


 その他の国の援助隊に対しては、何も特別なことはしませんでしたが、台湾援助隊への冷遇が目立ったのは、先の記事のとおりです。


 特に、震災直後の日本政府から各援助国の主要新聞への謝意の表明広告については、世界各国の内、世界最大の支援国台湾だけが除外されていました。


 一体、日本の良心はどこに行ってしまったのかと嘆いていたところ、国会で日本の精神について正論を述べる国会議員が現れました。


 宮崎県選出、自民党の古川禎久議員です。答弁に立つのは、時の総理大臣野田佳彦、災害救助に努めるどころか更に事態を混乱させた国賊ともいうべき素人政治家菅直人は、この直前に辞任しています。


 古川議員の演説の主旨は、第三国(支那・韓国)の顔色を窺い、最大の支援国である中華民国台湾への感謝の意を表さない政府民主党は、日本精神を忘れているのではないか、日本の名誉を守れという内容です。


 これに対し野田総理は、改めて、この場で台湾に謝意を表しますと答弁したものです。


 古川議員の意見は、真に正論です。

 議員である以上、台湾から政治資金など貰うはずもなく、また、台湾を正当に評価すべしという意見が、宮崎で有権者の票に繋がることもないでしょう。


 自分にとって何ら利益のないことにも拘らず、国会の場で、総理大臣のひいては日本人全体の良心を振起すべき意見を、義憤に燃えて凛として陳述するこのような議員が存在したことだけは、一服の清涼剤でありました。


 国会史に残る名演説の一つともいえるものですので、下記画像でご確認くだされば幸いです。


日本首相首次在日本國會有關台灣的熱心捐款表達感謝之意(中文字幕)