伊賀の徒然草

伊賀名張の山中に閑居して病を養う隠者の戯言です。

【もしも6週間みんなで頑張れたら】: 拡散希望

 ムイントボンさんからの拡散依頼です。
(コロナの拡散ではありません。コロナ対策の拡散です。)▼



 以下、伊賀山人の所見と発信元の検証です。▼

 東京都医師会では、新型コロナ感染症の感染爆発(オーバーシュート)の可能性に強い危機感を持ち、「医師会独自で緊急事態宣言」を発表しました。


 【もしも6週間みんなで頑張れたら】は、東京都医師会の尾﨑会長がfacebookに投稿した都民に対するお願いです。


 その主旨は、「もしも6週間みんながコロナ肺炎に感染しないように行動できたなら、街にウィルスを持った患者はいなくなる。だからたった6週間だけ誰からもうつされないようにみんなで頑張ろう。」と呼びかけるものです。


 都民のみならず、全ての国民並びに在留外国人にとって傾聴に値するご意見ですので、原文をそのまま引用します。


東京都医師会 会長からのお願い 第2弾 


【もしも6週間みんなで頑張れたら】


 恐れていたことが、ますます現実に近づいているような気がします。

 昨日4月4日には、初めて118名と三桁台に感染者が増えました。4月5日は、143名で更に増えています。皆さんの自粛行動が緩んだ3連休の数字が見事に出ているような気もします。


 国は、全国的には…と言って、いまだに緊急事態宣言をしていただけません。

 東京都医師会としては、医療界としては、これまでになく危機感を強めています。「医師会独自で緊急事態宣言」を4月6日にでも出すつもりです。そこで改めて、都民(そして東京周辺の県民)の皆様にお願いです。


 世界中の人々が新型コロナ感染症で苦しんでいます。日本でも多くの人が苦しんでいて、これまでみんなで自粛しながら頑張ってきました。でもなかなか患者さんの数が減ってきません。多分それは日本という国が自由で、それぞれの判断に任されているからだと思います。

 そして、いよいよ歯止めが効かなくなって感染爆発(オーバーシュート)の可能性が出てきました。自由は日本のいいところだと思っていますが、このままでは自粛どころではなく、都市閉鎖(ロックダウン)やら、本当に窮屈になってしまうこともないとは言えません。


 そこで東京都医師会からのお願いです。皆さん想像してみて下さい。


『新型コロナウイルス感染症に、もしも今この瞬間から、東京で誰一人も新しく感染しなかったら、2週間後には、ほとんど新しい患者さんは増えなくなり、その2週間後には、ほとんどの患者さんが治っていて、その2週間後には、街にウイルスを持った患者さんがいなくなります。』


 だから今から6週間、皆さんが誰からもうつされないように頑張れば、東京は大きく変わります。


 もちろん、みんなで頑張ってみても、すでに起きているクラスターからは患者さんが出現するでしょうし、外国からだけではなく、東京に持ち込まれてくる可能性はあります。でもそれに対応する方法はあります。

 だから東京都内で、近くの人や人混みで移されないようにしさえすれば、東京は大きく変わり、窮屈な自粛から解放されることになります。

 たった6週間です。誰からもうつされないように頑張りましょう。


 長い文ですが、最後まで読んでいただいてありがとうございます。東京都医師会の心からのお願いでした。


(2020年4月5日:尾﨑会長facebookより)


 引用元:「公益社団法人東京都医師会会長のfacebook投稿記事」 ▼


 検証先:「公益社団法人東京都医師会公式サイト」 ▼